特撮おもちゃせどりとは、仮面ライダー・スーパー戦隊・ウルトラマンなどの特撮番組に登場するおもちゃを仕入れて販売する手法です。
一般的なおもちゃせどりは、トイザらすやドンキホーテで新品を仕入れ、クリスマス商戦で売るのが主流です。この記事で解説するのは、それとは異なる手法。リサイクルショップで中古・廃盤品を仕入れる特撮おもちゃせどりです。
扱う主な商品カテゴリは以下の通りです。
- 変身ベルト・変身アイテム(DXドライバー)
- 武器(DXソード、DXガンなど)
- ロボット・メカ(DX合体ロボ、超合金など)
- 連動小物(ガシャット、フルボトル、獣電池など)
この記事では、仮面ライダーとスーパー戦隊を中心に解説します。
この記事を読むメリット
この記事を最後まで読むと、以下のことがわかります。
- 特撮おもちゃせどりの市場構造と、なぜ今でも昔のおもちゃが売れるのか
- 中古特撮おもちゃを扱うメリットとデメリット
- 初心者が最初に覚えるべき作品と、その具体的な商品知識
- DX版と廉価版(ガシャポン・食玩)の見分け方
- よくある失敗パターンとその回避方法
商品ごとの仕入れ判断の目安と考え方、セット販売の細かい組み方、実売事例などは有料部分で解説しています。
対象読者
この記事はこんな人向けです:
- せどり経験があり、新しいジャンルとして特撮を検討している
- リサイクルショップで特撮コーナーを見かけるが、何を仕入れていいかわからない
- 仮面ライダーや戦隊に多少の興味がある、または子供の頃に見ていた
こんな人には向きません:
- 特撮に全く興味がなく、純粋に利益だけで商材を選びたい
- 新品おもちゃせどりで十分に利益が出ており、新ジャンル開拓の必要がない
- 検品や動作確認の手間をかけたくない
特撮おもちゃは、商品知識がそのまま仕入れ判断に直結するジャンルです。「覚えること」に抵抗がなく、知識を積み上げて精度を上げていく作業が苦にならない人に向いています。
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なぜ今、昔の特撮おもちゃが売れるのか
特撮おもちゃは、放送終了から何年経っても需要があります。その理由を理解しておくと、仕入れ判断の精度が上がります。
サブスク配信で過去作品がいつでも見られる
AmazonプライムビデオやYouTubeの東映特撮チャンネルで、過去の仮面ライダーや戦隊シリーズが配信されています。
今の子供が10年前の作品を見て「このベルトが欲しい」となるパターンが増えています。最新作だけでなく、過去作にも常に需要が発生する構造です。
親子2代でのファン化
子供だけでなく、親がハマるケースがあります。
「子供と一緒に見てたら自分も欲しくなった」「子供の頃に買えなかったベルトを今なら買える」という需要です。
大人向けの高額ライン(CSM等)は3〜5万円するものもあり、手が出ない層が当時のDX版を買い直す流れがあります。だから箱なしでも、遊べる状態なら売れます。
1年周期で供給が止まる市場構造
仮面ライダーは毎年9月、スーパー戦隊は毎年3月に新作がスタートします。
番組が終われば、その作品のおもちゃは基本的に生産終了。供給が止まるタイミングが事前にわかるのが、他のジャンルにはない特徴です。
特に放送終盤(第4クール)に登場するアイテムは、生産期間が2〜3ヶ月しかなく、流通量が少ないまま供給が止まります。ここが狙い目になります。

特撮おもちゃせどりの特徴
箱なし本体のみでも利益が出る
特撮おもちゃは、箱あり・付属品完備だけが仕入れ対象ではありません。
箱なし本体のみの商品は、店舗で安く値付けされていることが多い。数百円〜1000円台で仕入れて、2000〜3000円で売れるパターンがあります。
高額商品を狙わなくても、小さい利益を積み重ねる形で始められます。

一度覚えた知識がずっと使える
特撮おもちゃの中古・廃盤品は、同じ商品を何度も仕入れて売れます。
例えば「キョウリュウジャーのガブリボルバーは1000円以下なら仕入れ」と覚えたら、その知識は来年も再来年も使えます。
新品おもちゃせどりだと毎年新商品を追いかける必要がありますが、中古は過去の知識が蓄積資産になります。リサーチ時間が短くなっていきます。
状態の違いで価格帯をシフトできる
同じ商品でも、状態によって相場が変わります。
- 箱なし本体のみ(欠品あり)
- 箱なし本体のみ(欠品なし)
- 箱あり・開封済み
- 箱あり・未開封
最初は安く仕入れられる箱なしで数をこなす。慣れてきたら、同じ商品の状態が良いものを狙う。
同じ商品知識がそのまま使えて、利益単価が上がります。
特撮おもちゃせどりのデメリット・注意点
動作確認と検品の手間がかかる
子供が遊んだ中古品なので、汚れや電池液漏れがあることがあります。
電池を入れて音が鳴るか、光るか、ギミックが正常に動くか確認が必要です。
特に注意が必要なのは音声認識不良。ベルトに変身アイテムを挿しても、違う音が鳴ることがあります。「動作確認OK」のつもりで出品して、購入者から「違う音が鳴る」とクレームが来るパターンです。
最初は1個の検品に時間がかかりますが、慣れれば数分で終わるようになります。
在庫スペースの問題
変身ベルトやロボットは意外と場所を取ります。箱ありの商品はさらに嵩張ります。
家族がいる場合は、在庫スペースの確保や理解が必要になります。
パーツ知識がないと仕入れミスが起きる
特撮おもちゃはパーツが多く、欠品に気づかず仕入れてしまうことがあります。
例えば、ベルト本体だけあっても変身アイテムがないと売れにくい。付属品の有無で相場が大きく変わる商品もあります。
ただし、パーツ欠品の商品でも「パーツ単体で売る」「他のパーツと組み合わせて売る」という戦略が取れます。知識が増えると、仕入れミスではなく仕入れチャンスに変わります。
よくある間違い・失敗パターン
DX版と廉価版の見分けができると差がつく
特撮おもちゃには、DX版(正規品)とガシャポン版・食玩版(廉価版)があります。
見た目はそっくりでも、相場は違います。店舗側がDXとガシャポンを区別せず同じ値付けをしていることがあり、見分けができればDX版をガシャポン価格で拾えるチャンスになります。
逆に間違えても、損失はせいぜい数百円程度。致命傷にはなりません。ただ、見分けができるようになると仕入れの精度が上がるので、覚えておいて損はないです。
具体的な見分け方は、このあとのエグゼイド・キョウリュウジャーのセクションで解説します。
パーツ欠品を見落とす
特撮おもちゃはパーツが多いです。ベルト本体だけあっても、変身アイテムがないと売れにくいことがあります。
例えばエグゼイドのゲーマドライバーは、キメワザスロットホルダーとガシャットがセットで揃っていると売れやすい。ベルト単体だと回転が遅くなります。
店舗でベルトを見つけたときに「何が揃ってれば売れるか」を知っているかどうかで、仕入れ判断のスピードが変わります。
動作確認OKのつもりが認識不良だった
電池を入れて音が鳴れば動作OKと思いがちですが、それだけでは不十分なケースがあります。
認識ピン式のベルト(ドライバー)は、正しいアイテムを挿して正しい音が鳴るかまで確認しないと、購入者から「違う音が鳴る」とクレームが来ることがあります。
対策としては、検品時に代表的なアイテムを1つ挿して確認する習慣をつけること。100%防げるわけではないですが、頻度はかなり減ります。
初心者が最初に覚えるべき作品:仮面ライダーエグゼイド

仮面ライダーは作品数が多く、どこから手をつけていいかわからないという声をよく聞きます。
全部覚える必要はありません。最初に覚えるなら、エグゼイドがおすすめです。
なぜエグゼイドか
- セット構成で売りやすい
- 単体でも利益が出るパーツがある
- DX版の見分けが簡単(QRコードで判別できる)
エグゼイドの基本:3点セットを意識する
エグゼイドで売れやすいのは以下の3点セットです。

- ゲーマドライバー(ベルト本体)
- キメワザスロットホルダー
- DXガシャット
ベルト単体だと売れ残ることが多いです。キメワザスロットホルダーを一緒に出せるかどうかがポイント。
店舗でホルダーを見つけたら、「あとでドライバー拾おう」と逆算して仕入れるのがコツです。ホルダーは単体で売られていることが少なく、見つけたときが仕入れどきです。
ガシャット単体でも利益が出る商品
エグゼイドの変身アイテム「ガシャット」は、DX版なら単体でも利益が出るものがあります。
特に狙い目は放送終盤に登場したアイテム。
- ハイパームテキ
- デンジャラスゾンビ
これらは生産期間が短く、流通量が少ないまま供給が止まっています。単品でも相場が高めです。
他にも、プロトシリーズ(黒いガシャット)など、見た目を知っているだけで差がつく商品があります。詳細は有料部分で解説します。

DX版と廉価版の見分け方:QRコードを見る
エグゼイドのガシャットは、DX版・ガシャポン版・食玩版で見た目がほぼ同じです。
見分け方は簡単。商品裏面のQRコード横の番号を確認します。
ガシャットだけでなく、たいていのバンダイの特撮おもちゃの小物はこれで判断可能です。
- 3桁の数字のみ(例:001) → DX版
- 4桁+V(例:V078) → ガシャポン版
- 4桁+C(例:C087) → 食玩版
店頭で数秒チェックするだけで判別できます。

商品ごとの仕入れ判断の目安と考え方は、有料部分で解説しています。
初心者が最初に覚えるべき作品:獣電戦隊キョウリュウジャー
スーパー戦隊で最初に覚えるなら、キョウリュウジャーがおすすめです。

なぜキョウリュウジャーか
- リピート性能が高い(同じ商品を何度も仕入れて売れる)
- セット販売で利益を伸ばせる
- 判別法がシンプル
10周年のタイミングも落ち着き、中古相場が安定しています。店舗でも見かける頻度が高く、仕入れ機会が多いです。
キョウリュウジャーの基本:ガブリボルバーセット
キョウリュウジャーでリピートしやすいのは以下の構成です。
- ガブリボルバー
- ガブリカリバー
- 獣電池(10個くらい)
この3点をセットで出すと売れやすく、相場も安定しています。
ガブティラデカーニバルやバックル、ホルダーをセットに加えてもいいですが、基本はこの3点を意識しておけば大丈夫です。

獣電池はまとめるほど価値が上がる
獣電池は単体だと利益が薄いですが、まとめると価値が上がります。
リサイクルショップで安く拾えたら仕入れ対象。コツコツ集めて、10個セットにして売ります。
セットを組むときのコツ:
- 1番のガブティラ(レッドの変身アイテム)はつけてあげると喜ばれる
- なるべくカラフルに(同じ色ばかりより見栄えが良い)
- 金色のV(他の戦隊の獣電池)は1〜2個まで(たくさんあっても音声が同じで面白くない)
詳しい組み方や、集める優先度の高い獣電池については有料部分で解説します。
獣電池のDX版とガシャポン版の見分け方
キョウリュウジャーでも「DX版かどうか」の判別が重要です。
見分け方は後ろのアルファベットを確認します。
- アルファベットなし → DX版
- V → ガシャポン版
- C → 食玩版
DX版はスイッチの押し心地がしっかりしています。慣れると触っただけでわかるようになります。
商品ごとの仕入れ判断の目安や、DX版で特に価値が高い獣電池については有料部分で解説します。

Q&A(よくある質問)
- 特撮に詳しくないけど大丈夫?
- 詳しくなくても始められます。最初はエグゼイドとキョウリュウジャーの2作品だけ覚えれば十分です。仕入れを続けていくうちに、自然と知識が増えていきます。むしろ「子供の頃に見ていた」程度の記憶があると、商品を覚えるスピードが上がります。
- 仕入れ資金はどれくらい必要?
- 数千円から始められます。箱なし本体のみの商品は、数百円〜1000円台で仕入れられることが多いです。最初から高額商品を狙う必要はありません。小さい仕入れを繰り返して、知識と資金を積み上げていく形がおすすめです。
- 動作確認はどこまでやるべき?
- 最低限、電池を入れて音が鳴る・光るの確認は必要です。ベルト(ドライバー)の場合は、変身アイテムを挿して正しい音が鳴るかまで確認できると安心です。認識不良で違う音が鳴る個体がたまにあります。慣れれば1商品あたり数分で終わります。有料部分では、効率的な検品の流れも解説しています。
- 電池液漏れがあったらどうする?
- 液漏れがあると相場は下がります。ただ、動作確認できれば売れないわけではありません。出品時に「電池ボックスに腐食あり・動作確認済み」と明記し、電池蓋を外した写真を掲載してください。状態を正直に書けば、相場より安くても買う層がいます。
- 箱なしでも売れる?
- 売れます。特撮おもちゃは「遊べればいい」という層が一定数います。箱なし本体のみでも、動作確認済み・主要パーツ揃いであれば、十分に需要があります。
- 他におすすめの作品は?
- エグゼイド・キョウリュウジャー以外では、仮面ライダービルド、鎧武、電王、トッキュウジャーなどが狙い目です。それぞれの作品の特徴や狙い目商品は、有料部分で詳しく解説しています。
筆者プロフィール・実績
中古せどりラボを運営しています。
特撮おもちゃせどりは、僕自身が継続的に仕入れ・販売をしているジャンルです。この記事で紹介している内容は、実際に売れた商品のデータに基づいています。

有料部分では、仕入れ値・売値・利益を含む実売事例を40件以上掲載しています。
有料部分で公開する内容
ここまでで、特撮おもちゃせどりの全体像と、最初に覚えるべき2作品の基礎知識を解説しました。
有料部分では、さらに踏み込んだノウハウを公開します。
- 店頭で数秒で状態を判断する検品テクニック
- 商品ごとの仕入れ判断の目安と考え方
- セット販売の細かい組み方:何をつけると売れやすいか、優先的に集めるべきパーツ
- エグゼイド・キョウリュウジャー以外の狙い目作品:ビルド、鎧武、電王、トッキュウジャーなど
- 再販リスクの判断基準:スーパーベスト版やCSMが出たときの影響と対処法
- 実売事例40件以上:仕入れ値・売値・利益を全公開

ここから先は、僕が実際に仕入れて売った商品のデータをもとに解説していきます。「何を」「いくらで仕入れて」「いくらで売れたか」を見れば、仕入れ判断の感覚が掴めるはずです。
さっさの中古せどり
