エアガンとモデルガンの違いとは?
エアガンとモデルガンって、詳しくない人からすると「何が違うんだよ!」って感じですね。
僕はおもちゃ屋さんのおじいさんに教えてもらって初めて知りました笑
リサイクルショップでも混同しているところはあるので、今からでも覚えておきましょう!
種類 | 発射機能 | 主な用途 | 法規制 |
---|---|---|---|
エアガン | BB弾が発射される | サバゲー、射的遊び | 銃刀法の規制対象(威力次第) |
モデルガン | 弾は出ない(火薬の発火音だけ) | 鑑賞、収集、発火遊び | 基本的に規制は緩いが一部要注意 |

リサイクルショップでよく見かけるのはエアガンのほうですね!
逆に、モデルガンを置いてる店があったらチャンスかも。
ざっくり言えば、弾が出るのがエアガン、出ないけど見た目がリアルなのがモデルガン。
💡 ポイント: 特にモデルガンは”火薬だけ鳴る”タイプ(発火式)もあり、音や煙が楽しめるマニア向けアイテムです。映画の小道具としてもよく使われています。
エアガンの種類は3つ
エアガンには大きく3つの方式があります。
① 電動ガン(AEG)
- モーター駆動で連射可能
- サバゲーでよく使われる
- フルオート対応のものも多い
② ガスガン
- ガス圧で発射(寒さに弱い)
- ブローバックあり=リアルな反動がある
- ハンドガンに多い形式
③ エアコッキング(エアコキ)
- 手動で1発ずつコッキングして撃つ
- 安価・メンテ楽・故障少ない
- 初心者・子供向けにも人気
仕入れや販売の際には、この違いを知っているだけで商品の価値判断がかなりラクになります。

ガスリボルバーとかは廃盤になってたりするの多い。
リサーチの基準のひとつとしておすすめです!
エアガン モデルガン を用途で分けると3タイプ



この「誰に向けた商品か?」の視点が仕入れ判断ではとても大事。たとえば、サバゲー用は消耗品扱いで中古も売れやすい一方、コレクション用は状態命になります。
エアガン モデルガン せどり 初心者が仕入れNGな商品
たとえば店舗で仕入れをする場合、「これは手を出しちゃダメ!」という商品も存在します。
仕入れても大丈夫な例
- エアコキやガスガンのノーマルモデル(状態が良ければ◎)
- 人気メーカー(東京マルイ、KSCなど)のベーシック品
- 箱・説明書あり
避けたほうが無難な例
- 分解・改造済みの電動ガン
- 海外製の一部マイナーブランド(壊れやすい)
- 外装カスタムされすぎて原型不明なもの
- 発火式モデルガン(初心者にはやや複雑)
わからないものに手を出すのが一番のリスク。最初は「定番メーカーの定番商品」に絞って覚えていくのが安全です。

ある程度、自分で調べて判断できるようになるまでは手を出さないほうが無難だと思います!
- エアガンは撃てる/モデルガンは見た目重視
- 種類は電動・ガス・エアコキの3つ
- 用途は「遊ぶ」「飾る」「集める」の3タイプ
- 初心者は”いじられてない品”を狙え!
エアガン モデルガン せどり 仕入れ判断の基本

「似たようなのが多くて何を見ればいいのか分からん!」
店舗せどりでよくある悩みです。特にエアガンやモデルガンは、型番や仕様が多くてごちゃついて見えるジャンル。ですが、最初に見るべきポイントをおさえておけば、判断は意外とシンプルになります。
型番と箱の有無が仕入れ判断の出発点
まず真っ先に見るべきは、「型番」と「箱の有無」です。
エアガンやモデルガンは、型番で検索できるかどうかが命。箱があるモデルは、たいてい型番・JANコード・シリーズ名などの情報がしっかり載っています。検索がラクだし、過去の取引履歴も見つけやすい。
✅ 箱付き商品のメリット
- 型番・JANコードが明記されている
- メルカリ・ヤフオクで検索しやすい
- 付属品の一覧が確認できる
- コレクター需要も高い
逆に、箱なし・刻印なし・カスタム済み……となると、モデル名すら曖昧になり、調べるのに一苦労。初心者のうちは、箱付き&型番明記のものに絞って判断するのが安全です。

ちなみに、箱なしのリサーチにはGoogleレンズがおすすめです
見た目が同じでも”素材”が違えば価格は変わる
見た目がそっくりでも、「ABS樹脂」なのか「HW(ヘビーウェイト樹脂)」なのかで、価格が大きく変わります。

ABS樹脂

HW樹脂
エアガンのABS・HWの違いと選ぶ基準を濃密に解説 | Omochiのぶちまけまくりさっさすごいいい記事だったので参考にさせていただきました!
趣味が大爆発している方の記事、大好きです。
例えば、同じモデルでもHWのほうがずっしり重く、実銃に近い質感。そのぶん、中古相場でも1.5〜2倍ほど高値がつくことがよくあります。

💡 素材の見分け方: 外箱や商品本体の刻印、あるいは重さなどから見分けることができます。素材の判別方法については、あとでより詳しく扱いますが、素材の違いが価格差に直結するという事実だけは、ここでしっかり押さえておきましょう。
まずは”目に見える情報”を見抜けるようになろう!
ここまで紹介した判断軸は、すべて「パッと見でわかること」ばかりです。
- 箱があるか?
- 型番は明記されているか?
- 素材や付属品は確認できるか?
この段階で”仕入れていいかどうか”の7割くらいは判断できます。
⚠️ 注意: 逆にここを曖昧にしたまま、「なんか良さそう」だけで買うと、動かないジャンクだったり、調べても出てこない謎モデルだったり……痛い目を見る可能性が高くなります。

実物見ないとわかりにくいんで、リサイクルショップで見てみるのがいいんじゃないかな?
HWのほうがマットっぽいというか、光沢が少なくて高級感がある印象です。
エアガン モデルガン せどりの コツ
エアガン、モデルガンのリサーチのコツは「見ないものを決める」とうまくいきます!
「なんでも調べようとすると、時間が足りない」
これはせどり初心者が最初にぶつかる壁です。特にエアガンはパッと見で同じに見える商品が多く、「全部チェック」は現実的ではありません。
ここでは、どこから調べて、どこを”あえて見ないか”という、エアガンならではのリサーチの絞り方を紹介します。
最初はメーカーで絞るのが鉄則
「東京マルイ」「マルシン」「KSC」「WA(ウエスタンアームズ)」──
エアガンはメーカーごとに価格帯・売れ筋・廃盤傾向がかなり異なります。
安定需要
発火式多数
質感重視
マニア向け
初心者のうちは、まずは1〜2社に絞って調べるのがおすすめです。
たとえば「東京マルイだけ見る」と決めておけば、特徴や相場感がつかめてきますし、「この型番見たことあるな」と自然に記憶に残ります。
店舗に行ったら”全部”は見ない。対象を絞る
店頭では、以下のような「情報のあるものだけ」を優先的にリサーチするのが効率的です。
優先的にチェック
- 箱付きのもの(型番・JANコードがある)
- 本体に刻印があるモデル(素材やシリーズ名がわかる)
- 価格が5,000円〜15,000円あたりの商品(利益が狙える帯域)
慣れるまではスルー
- 箱なし・説明書なしの中古本体
- 明らかに壊れている or カスタムされてるもの
- 一見して型番が追えないパーツ単体
狙い目価格帯の理由
5,000円未満:利益額が小さくなりがち
15,000円超:仕入れリスクが高く、回転が遅い
5,000円〜15,000円:バランスの良い利益率と回転率

補足です!
対象年齢が低いエアガンも安価な傾向にあるんで、参考にしてみてください
値札やポップの”ある・なし”にも注目する
リサイクルショップでは、スタッフによって価格設定の精度に差があることも珍しくありません。
「情報が欠けている商品ほど、ライバルが避けている」ことも多い。型番が読み取れればリサーチしてみる価値は十分あります。
💡 コツ: 商品本体やマガジン部分に小さく刻印されている型番を見つけられると、他の人が見落としている掘り出し物に出会える可能性が高まります。
エアガンの仕入れで迷わないコツは、「今日はこれだけ見る」と決めることです。
- 東京マルイだけ見る
- 箱付きだけ見る
- 5,000円〜15,000円だけ見る
このように、自分で「見ないものを決める」ことで判断がクリアになり、結果的に仕入れの精度も上がります。
エアガン モデルガン 法律と規約
せどりに限らず、エアガン・モデルガンを扱うなら最低限の法律とルールは押さえておく必要があります。
といっても、全部を網羅する必要はありません。
この章では「せどりで販売する上で注意すべきポイント」に絞って、かんたんに・実践的にまとめていきます。
エアガン モデルガン フリマアプリ 出品の注意点
一番引っかかりやすいのがここです。
メルカリでは「トイガンの出品そのものはOK」ですが、NGワードや写真の撮り方によって削除対象になります。
出品時のポイント
- タイトルには「エアガン」「モデルガン」「東京マルイ製」など明確な記載を
- 銃口は横・斜めからのアングルで撮影する
- 説明文に「銃刀法に基づき、0.98J未満の出力であることを確認済み」など記載すると安心
削除されやすい例
- タイトルや説明文に「実銃」「護身用」などの文言
- 弾速やパワーを強調した表現(例:「高威力」「◯m/s」)
- 銃口を正面から撮った写真(危険物と判断される

脅すような内容になっちゃったけど、
極論、余計なこと書かなきゃ削除とか垢BANになることはないので安心してください
こういう内容を書いておいたほうが買う側も安心だよね!くらいの認識で!
銃刀法の”基準”は0.98ジュール以下
まず、日本では「発射できるエアガン」に対して銃刀法による威力規制があります。
数値としては:
法的基準値
- 初速98m/s以下(0.2g BB弾使用時)=0.98ジュール以下
- これを超えると、「準空気銃」として銃刀法違反になる恐れがあります
国産エアガンは基本的に安全
- 市販されている国産エアガンは、基本的に規制値をクリアしています
- 改造された中古品や、海外製で出力が高い物には注意(特にCO2ガスガン)
- 仕入れ時に”改造痕があるか”を気にするくらいでOK
💡 避けるべき改造例: 内部パーツが交換されている/バレルが長くなっている、などは避ける
模造拳銃に該当すると違法所持になる可能性も
モデルガンは弾が出ないから安全」──と思っていると危険です。
⚠️ 重要な注意点
模造拳銃(=実銃に著しく似ていて、かつ金属製など)の所持はNG
具体的には、以下のような特徴があるとアウトです:
アウトな特徴
- 金属製で、銃口がふさがれていない
- 見た目が完全に実銃(刻印・塗装含む)
- 銃全体が黒や銀、リアルな色で加工されている
✅ このへんは避ければOK
安全な判断基準
- フルメタル(全金属製)モデルは触らない
- 特に「海外製のカスタムガン」でフルメタルは要注意
- 銃口を覗いたとき、奥に”インサート”や塞ぎ加工がないものも避ける

とはいっても、リサイクルショップ側もこの基準のエアガンを販売するのは違法です。
基本的には出会うことはないんじゃないかと思ってます。
法律と規約は、避けるポイントだけ知っておけば十分
- 法律や規約は難しそうに見えるけど、実は単純
- 「改造品・フルメタル・NGワード」を避けるだけでOK
- ほとんどのトラブルは回避できる
- 安全に取り扱う意識さえあれば「意外と安心して扱えるジャンル」
エアガン を実際に仕入れて販売した実例紹介
ここまでいろいろ書いてきましたが、
「じゃあ実際、どんな商品を仕入れて売ってるの?」と気になる方もいると思います。
というわけで、まずは僕が過去に販売したエアガン・モデルガンの中から、いくつか実例を紹介します。
あくまでざっくりとした紹介になりますが、
「こんなものが仕入れられるんだな」とイメージを持ってもらえたらうれしいです。
※ちなみに、
それぞれの商品について「なぜ仕入れたのか?」「どんな判断をしたのか?」「どうやって売ったのか?」
といった詳しい解説は、このあと【有料部分】でまとめています。
そちらでは、仕入れに使える“3つの視点”と“判断のズレ”についても触れていくので、
興味のある方はぜひ続きを読んでみてください。

これは東京マルイのガスリボルバーですね!
ハードオフで仕入れました。
ざっくり説明すると、廃盤になってる商品です。
リサーチの難しかったところでいうと、前期モデルと後期モデルの見分けかたですね。
外箱を見れば大体わかるんでなんとかなるんですけど、なかったときどうするか、みたいなのは有料で語らせてもらいます!

万代っていうおもちゃとかがたくさん置いてある割とローカルな店舗で仕入れました。
ほかの都道府県だとお宝中古市場とか、万sai堂とかって店舗が近いですね。
めんどうなので総称してお宝系と呼んでます。
値引きなってるんで、リサーチするきっかけとしては十分ですね。

終わりに
ここまで読んでくれてありがとうございます!
この記事では、
中古エアガン・モデルガンの価格が高騰する理由と、仕入れ判断の基礎的なポイントをざっくり整理してきました。
ただ──
実際の仕入れ現場では、「知ってるだけじゃ拾えない」ことが多いのも事実です。
- 似たようなモデルだけど、なにがちがうかわからなくて仕入れてもいいか不安
- どのあたりに利益商品があるのかわからない
- リサーチしたけど、時間がかかってリサーチしきれない
──こんなふうに、仕入れ判断を難しくしているのは、“情報の見え方にズレがある”からなんですよね。
- エアガン・モデルガンせどりを攻略する3つのズレ
- これだけ見ておけばいい視点エアガンの仕入れ視点3選
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