目次 非表示
仮面ライダー系、正直むずい
店舗で「おっ、これ利益出るやつじゃね?」と思って仕入れたライドウィッチ。
帰って確認したら、パーツが1個足りないジャンク扱い。
差額どころか赤字でした…。
他には認識ピン式のドライバーは音が鳴るだけじゃ安心できない。
ちゃんとしたアイテムを挿しても、違う音が鳴るだけでクレーム対象。
「動作確認OK」のつもりが、返品&評価下がるという地味なメンタルダメージ。
でも逆に、ガシャポンで出た細かいところパーツでも、
ちゃんとセット組めば売れ筋になることもある。
ライドウィッチと台座(ダイザー)の組み合わせは、
分かる人にだけ「おっ」と思ってもらえるパターンでした。

仮面ライダーって、ベルトだけじゃなくて、
「パーツ」「組み合わせ」「時期」で価値が激変する。
…正直、むずい。でも、だからこそ面白い。
仮面ライダー系は「複雑」だからチャンスがある
仮面ライダーせどりを難しくしてるのは、商品構成と流通のややこしさ。
まずシリーズが多い。昭和・平成・令和と続いていて、
似たようなベルトや武器が毎年出て、名称も似てる。
しかも、「ベルト本体」と「変身アイテム(フルボトルやライドウォッチ)」が別売りってのが基本。
たとえば僕がよく拾うのは《仮面ライダービルド》シリーズ。
スーパーベスト(再販版)があるにも関わらず、根強い人気で相場が安定してる。
実店舗では「ベルトだけ単体で売られてて、ボトルは別の場所にある」みたいなことがよくある。

これ、慣れてないと「欠品だ」と思ってスルーしがち。
でも慣れてくると、「このベルトにはあのボトルが必要だな」と脳内で補完できるようになって、
バラで仕入れてセットで売ることが可能になる。
もうひとつの盲点は、DX版とガシャポン版の見分けがつきにくいこと。
店側がどっちも同じような値付けしてくれてると、ガシャポン価格でDX版を拾えるケースがある。
これは慣れと目利きがいるけど、ここで差がつく。
あと、よく「プレバン(プレミアムバンダイ限定)って稼げるんじゃないの?」って聞かれるけど、
意外とそうでもない。基本的に相場が硬くて、店舗でもガチガチ。値上がり幅は小さいことが多い。
最初に立ち止まるのは、ベルトの“多さ”だった
仮面ライダー仕入れで最初に困るのは、
「どのベルトをリサーチすればいいのか、全然わからない」ってことだった。
名前も見た目も似てるものが無数にあって、
とりあえずメルカリで調べてみても、価格もバラバラ。
何が高くて、何が安いのかの基準がまったくわからなかった。

だから最初は、とにかく“状態が良くて、付属品が全部揃ってるもの”だけを見ていた。
箱付き、パーツ完備、説明書まであるやつ。
そういうわかりやすい“フルセット”じゃないと怖くて仕入れられなかった。
でも仕入れを続けていくうちに、
「これ、パーツだけでも売れるんじゃない?」とか、
「箱なくても動作すれば問題ないんじゃない?」とか、
だんだん視野が広がってくる。
実際、付属品が欠けてても、そのパーツ単体に価値があることも多いし、
箱がなくてもちゃんと写真を撮れば売れる。
でも最初のころは、その判断がつかない。
「なんとなく不安」だから、スルーしてしまう。
でもその“なんとなく”の裏には、情報不足からくる勘違いがある。
そういう自分に気づけるかどうかが、次のステップへの分かれ道になる。
難しそう、で止まってた。その間に、稼げてたかもしれない。
仮面ライダー系の仕入れって、最初はなんとなく難しそうに見える。
シリーズも多いし、付属品も多いし、商品名もややこしい。
だから僕も、最初の頃はあんまり触らなかった。
でも、いざやってみると――
「意外と覚えること、少ないかも」
って気づいたんです。
ベルトの名前と変身アイテムの種類さえ押さえれば、
見た目や型番でパターンが読めるようになってくる。
しかも、シリーズごとに繰り返し使われる形やパーツも多くて、
慣れれば“コピペ仕入れ”に近い感覚で拾える。
「難しそうだから後回しにした」
でもその間にも、棚には利益商品が並んでいたかもしれない。
誰かが先に拾っていたかもしれない。
そう思うと、“やらなかった時間”が一番もったいなかった。
仮面ライダー仕入れは、覚えきるまでが大変なんじゃない。
“覚える前に避けてしまう”ことが、一番の損失なんです。
好きな作品が、仕入れ対象になる嬉しさ
仮面ライダーせどりをやっていて、一番気分がいいのは、
自分の好きな作品を仕入れられたときかもしれない。
ビルドでも、エグゼイドでも、
自分の中に少しでも“思い入れ”があるシリーズだと、
売るためのリサーチすらちょっと楽しくなる。
「あ、このベルト覚えてる」
「これってあのシーンで出てたやつだ」
そんなふうに感情と記憶がつながって、
ただの“商品”が、“作品の一部”に見えてくる。
もちろん、売るために見る目は必要だけど、
それでも“自分の知ってる世界で稼げる”って感覚は、他のジャンルにはない楽しさだと思う。
ガシャポンとDX版、QRコードで即見分ける方法
仮面ライダーの仕入れで避けて通れないのが、
DX版とガシャポン・食玩の見分け問題。
一見そっくりでも、相場は倍以上違うこともあります。
でも、実は QRコードの右側の表記を見るだけで即判別できます。
以下のように覚えておいてください。
⸻
🔍 QRコード右下の番号ルール
• 数字3桁のみ(例:001) → DX版
正規品。値段も安定。
• 数字4桁+V(例:V078) → ガシャポン
「V=バンダイのバンダイ」って覚えると◎
• 数字4桁+C(例:C087) → 食玩(SG)
「C=キャンディ(お菓子)」=食玩系。

こちらの方から画像お借りしました!
上から目線に聞こえたら申し訳ないんですけど、こういうファンの上日売ってすごい参考になります!
⸻
✅ 応用すると…
• ガシャポン価格で仕入れたけど実はDXだった → 利益倍増の王道パターン
• 食玩と気づかず高値で仕入れた → 赤字確定
このルールを覚えておけば、
店舗で数秒チェックするだけで仕入れ精度が大きく上がる。
✅ 最後にもう少し。現場で“使える視点”を3つだけ共有しておきます。
⸻
🧩 ① ビルドの“ラビットタンク”フルボトルは、安ければ拾い
仮面ライダービルドの代表アイテム、ラビット&タンクのフルボトルセット。
これはDX版で、安ければ業者がまとめ買いしてくれる定番商品。
セット売りでも単体でも利益が出せることが多いので、見かけたら状態をチェックしておくと◎。

⸻
🧩 ② オーメダルは“動作確認いらず”で単体利益が狙える
仮面ライダーオーズの変身アイテム「オーメダル」は、動作確認不要でも売れる珍しいタイプ。
しかもDX版と食玩(SG版)の見分けも簡単で、
• 裏面にQRコード → 食玩(SG)
• 裏面に⭐️マーク → DX版
という法則がある。
これを覚えておくだけで、カゴ売りやジャンクから拾える精度が段違いに上がる。

⸻
🧩 ③ 電池ボックスの腐食=必ずしもNGではない
🧩 ③ 電池ボックスの腐食=必ずしもNGではない
中古玩具でよくある「電池ボックスの腐食」。
もちろんない方がいいけれど、実は動作確認済みなら問題なく売れる。
ただし、
• 出品時に「腐食あり・動作確認済み」と記載
• 電池蓋を外した写真を掲載
この2つを押さえれば、購入者とのトラブルも回避できる。
例えばこんな感じ↓

⸻
🔚 このあたりの“細かいけど使える視点”が積み重なると、
店頭での判断が速くなり、拾える数も自然と増えていきます。
✅ ここから先は有料パートです。
「仮面ライダーせどり、やってみようかな」と思ったあなたへ。
この続きを読めば、具体的に“どこから手をつければいいか”がはっきりします。
⸻
💡有料部分の内容(構成)
✅ おすすめライダー2選
→ 初心者が最初に見るべき作品と、その理由
✅ 慣れてきた人向けの視点
→ 上振れを狙える「平成1期」/
再販されにくい「付属品」/
終盤に登場する「パワーアップアイテム」の見抜き方
✅ 実際に使えるパーツ別ノウハウ
→ エグゼイド:DX版ガシャットの見るべきポイント
→ オーズ:メダルの組み合わせ、セルメダルの扱い方、オースキャナー単体売りの可能性
⸻
“再販で価値が落ちる商品”と“生き残る商品”の差が分かれば、
仕入れ判断は一気にラクになります。
1つの作品だけでも、「見える景色」が変わる感覚を、ぜひ体感してください。
👇続きを読む
