【序章】なぜ今、中古せどりなのか?
「せどり」と聞くと、怪しいビジネスだとか、もう飽和しているといった声を聞くかもしれません。
しかし、断言します。
「中古せどり」は、後発組の初心者が個人で稼ぐための最も堅実な手段の一つです。
なぜ新品ではなく「中古」なのか?
その理由と、これからあなたが目指すべきゴールを明確にしましょう。
1. ビジネスの基本は「安く買って高く売る」
せどりの仕組みは非常にシンプルです。
「ブックオフで1,000円で売られている本が、Amazonでは3,000円で取引されている」。
この価格差を見つけ、商品を移動させる。これがせどりの本質です。
あなたは、「商品を必要としている人に、適切な場所へ届ける仲介者」として利益を得るのです。
2. 新品せどり vs 中古せどり(決定的な違い)
多くの人が参入しやすい「新品せどり」と、今回推奨する「中古せどり」には大きな違いがあります。
新品は誰が売っても同じ商品なので、結局は「値下げ合戦」になりがちです。
一方、中古は「状態」や「付属品」で差別化できるため、独自の価格設定が可能になります。

3. 中古せどりが持つ「3つの強み」
- 少額資金でスタートできる:
1個500円の中古家電が5,000円で売れることもあります。失敗してもダメージが少なく、お小遣いレベルから始められます。 - 廃盤品(プレ値)の宝庫:
もう生産されていない商品は、定価を超えて取引されることがあります。これを見つけられるのは中古市場だけです。 - 利益額が大きい:
1個売って利益100円の薄利多売ではなく、1個売って利益3,000円を目指せるのが中古せどりの魅力です。
4. まずは「月収5万円」を目指そう
いきなり月収100万円を目指す必要はありません。
まずは「自分の力で月5万円の利益を出す」ことを目標にしましょう。
月5万円あれば、家計の足しにするもよし、再投資してさらに利益を増やすもよし。
このマニュアル通りに進めれば、決して不可能な数字ではありません。
【第1章】始める前の必須準備(法令・環境)
ここからは実践編です。
まずは戦うための「装備」と「資格」を整えましょう。
特に法律に関わる部分は、長く安全に稼ぐために絶対に避けて通れないポイントです。
1. 【最重要】古物商許可証について
中古品をビジネス目的で売買するには、法律で定められた「古物商許可証」が必要です。
- なぜ必要なのか?: 盗品が市場に流通するのを防ぐため(警察の管轄です)。
- 無許可のリスク: 「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」という重い罰則があります。「知らなかった」では済まされません。
- 取得の方法: 管轄の警察署(防犯係)に申請します。
- 費用: 19,000円(申請手数料)
- 期間: 申請から許可が下りるまで約40日
アドバイス:
面倒に感じるかもしれませんが、「ライバルを減らす参入障壁」であり、堂々とビジネスをするための「プロのパスポート」だと考えて、早めに取得しましょう。
※個人の不用品を売るだけなら不要ですが、利益目的で仕入れるなら必須です。
2. 用意すべき資金(初期投資)
「中古は安く始められる」とはいえ、最低限の資金は必要です。
- 仕入れ資金: 5万円〜10万円
最初は現金推奨ですが、慣れてきたらクレジットカードの支払いサイクル(仕入れから支払いまでの猶予期間)を活用するのも手です。 - 備品代: 1〜2万円(梱包資材や掃除道具など)
3. 必要なツール・環境
これだけあれば、今日からでもスタートできます。
- スマートフォン:
店舗でのリサーチ(商品のバーコードを読み取る)に必須です。 - パソコン:
商品の出品登録、売上管理、ラベル印刷などに使います。ハイスペックである必要はありません。 - プリンター:
AmazonのFBA(倉庫)に送る際、商品ラベルや配送ラベルを印刷するために必要です。モノクロ印刷ができればOK。 - クレジットカード:
Amazonの登録や、仕入れの決済に使います。「プライベート用」と「ビジネス用」を分けると、後で経費計算が楽になります。 - 銀行口座:
売上の入金用。これもビジネス専用口座を作ると管理がスムーズです。
第1章のまとめ(ToDoリスト)
- 警察署に行き、古物商許可の申請書類をもらう
- ビジネス専用の銀行口座を開設する
- 家に眠っている不用品を1つ探しておく(練習用)
【第2章】販売先の選定とアカウント作成
商品を仕入れても、売る場所がなければ現金にはなりません。
初心者におすすめの3大プラットフォームと、その「使い分け戦略」を解説します。
1. 3大プラットフォームの特徴と使い分け
初心者はまず「Amazon」を主力にしつつ、商品によって「メルカリ」「ヤフオク!」を使い分けるのが鉄則です。

2. Amazon「FBA」を理解しよう
Amazonせどりの最大のメリットは「FBA(フルフィルメント by Amazon)」です。
- 仕組み: 商品をAmazonの倉庫にまとめて送るだけ。
- メリット: 注文が入ったら、Amazonが「梱包」「発送」「顧客対応」を全て代行してくれます。
- 効果: あなたが寝ていても、旅行中でも、勝手に商品が売れて発送されていきます。副業でやるなら必須のシステムです。
3. アカウント作成時の注意点(ストア設定)
- Amazon出品用アカウント(セラーセントラル): 登録には本人確認書類や銀行口座が必要です。審査に数日かかることがあるので、早めに登録しましょう。
- ショップ名: お客様に安心感を与える名前をつけましょう。「〇〇商店」「〇〇オンライン」など、個人名丸出しよりは屋号のような名前が無難です。
- 評価(アカウントヘルス): 最初は評価「0」からのスタートです。最初の数件は、友人に不用品を買ってもらうなどして、良い評価を積み上げるのも一つの手です。
第2章のまとめ(ToDoリスト)
- Amazon出品用アカウント(セラーセントラル)を作成する
- メルカリ、ヤフオク!のアプリをインストールし、アカウントを作る
【第3章】リサーチの鉄則(利益商品の見つけ方)
「何が売れるか」を勘で選んでいけません。
せどりは「後出しジャンケン」です。
データを見て「売れると分かっているもの」だけを仕入れます。
1. 必須ツール「Keepa(キーパ)」の導入
Amazonの商品ページに、「過去の価格推移」や「売れ行き」のグラフを表示させるツールです。
これがないと、目隠しをして運転するようなものです。
何を見るのか?(波形の読み方)
- ランキンググラフ(緑のギザギザ):
線が下に落ちた瞬間 = 商品が1個売れた という意味です。
ギザギザが多ければ多いほど、爆発的に売れている商品です。
目安: 3ヶ月で10回以上ギザギザしていれば、仕入れても1ヶ月以内に売れる可能性大。 - 価格グラフ:
過去の相場を見て、「今はたまたま高いだけ」なのか「安定してこの値段で売れているのか」を判断します。
2. スマホアプリでバーコードをスキャン
店舗では、以下のアプリを使って商品のバーコード(JANコード)を読み取ります。
アマコード(Amacode) や セドリスト
スマホのカメラでバーコードを読み取ると、瞬時に「Amazonでの現在価格」「利益が出るか」「Keepaの波形」を表示してくれます。
3. 「損益分岐点」の計算式
「1,000円で買って、2,000円で売る」=「1,000円の儲け」ではありません!
手数料と送料を忘れると赤字になります。
利益 = 販売価格 – (仕入れ値 + Amazon販売手数料 + FBA手数料 + 送料)
- 販売手数料: カテゴリーによりますが、約8%〜15%。
- FBA手数料: 商品のサイズと重さで決まります(例:標準サイズで400〜500円程度)。
※リサーチアプリを使えば、これらを自動計算して「粗利益」を出してくれます。
4. 中古せどり特有の「コンディション」攻略
ここが新品せどりとの最大の違いであり、腕の見せ所です。
- 「非常に良い」と「良い」の価格差:
傷が少なければ「非常に良い」で出品でき、相場より高く売れます。 - 付属品の威力:
例えば中古のプリンター。「本体のみ」だと3,000円でも、「電源ケーブル・インク・説明書・箱付き」なら8,000円で売れることもあります。
「何が欠品していると安くなり、何が揃っていると高くなるか」を見る癖をつけましょう。
5. 仕入れ対象外(NG商品)を知る
初心者が避けるべき商品があります。
- 回転が悪すぎるもの: Keepaの波形が3ヶ月で1〜2回しか動いていない。
- 大型すぎるもの: 送料が高くなり、保管場所も圧迫します。
- 出品制限がかかっているメーカー: Apple、ソニー、パナソニックなどの一部商品は、Amazonで出品許可申請が必要な場合があります。アプリで「出品可」となっているか必ず確認しましょう。
第3章のまとめ(ToDoリスト)
- PCブラウザ(Chrome)に「Keepa」の拡張機能を入れる
- スマホにリサーチアプリ(アマコード等)を入れる
- 家にあるバーコード付きの商品をスキャンして、グラフを見る練習をする
【第4章】店舗仕入れ実践(現場での立ち回り)
いよいよ実戦です。
店舗せどりは「宝探し」です。
漠然と店内を歩くのではなく、「見るべきポイント」を絞ることで、効率的に利益商品を見つけられるようになります。
1. 攻略すべき主要3大チェーン
初心者はまず、この3つを回るだけで十分です。
① BOOKOFF(ブックオフ)
せどりの王道です。本だけでなく、家電・ゲーム・フィギュアも扱っている店舗(SUPER BAZAARなど)が狙い目です。
- 単行本・雑誌コーナー: 定価が高い専門書や、人気コミックのセット本。
- ところてん(値下げ)棚: 価格シールが重ねて貼られている商品は、店側が「早く売りたい」商品。100円〜200円コーナーに落ちてきた元・高額商品を狙います。
- インストアコードの攻略: ブックオフ独自の黄色や黒のバーコードシールは、そのままスキャンしてもAmazonのページが出ません。アプリの「キーワード検索」や「OCR(文字読み取り)」機能を使いましょう。
② HARDOFF(ハードオフ)
家電や楽器、機材に強い店舗です。
- 家電コーナー: 型落ちの空気清浄機、調理家電など。「箱付き」の商品はプレゼント需要などで高く売れやすいです。
- 未使用品: 景品でもらってそのまま売られたような「未開封品」が、相場より安く置かれていることがあります。
③ セカンドストリート(セカスト)
アパレルだけでなく、家電や生活雑貨も豊富です。
- 家電コーナー: 型落ちの空気清浄機、調理家電など。「箱付き」の商品はプレゼント需要などで高く売れやすいです。
- 未使用品: 景品でもらってそのまま売られたような「未開封品」が、相場より安く置かれていることがあります。
2. 店内での「ヒートマップ」を意識する
店内のすべての商品を見る必要はありません。
利益商品が落ちている場所は決まっています。
- 「未開封」「未使用」の記載がある商品:
中古市場では「新品同様」として高く売れます。見つけたら即リサーチ対象です。 - ショーケースの中:
面倒がらずにチェック。カメラのレンズ、ゲーム機本体、電子辞書などが狙い目。 - ワゴン・セール品:
季節外れの商品(夏に買う暖房器具など)や、店側の処分品。爆発的な利益が出ることがあります。
3. 仕入れ判断の重要指標「値札の日付」
多くのリサイクルショップの値札には、小さく「品出しされた日付」や「シーズンコード」が書かれています。
- 日付が新しい商品: ライバルがまだ見ていない可能性が高い。優先的にリサーチ!
- 日付が古い商品: ずっと売れ残っている=利益が出ない、または人気がない商品である可能性が高い。スルーしてOK。
※これを知っているだけで、リサーチ時間を大幅に短縮できます。
4. 店舗でのマナー(超重要)
店員さんや他のお客さんに嫌われると、最悪の場合「出入り禁止(せどり禁止)」になります。
- 通路を塞がない: 夢中になってカゴで通路を塞ぐのは厳禁。
- 商品は元に戻す: 乱雑に戻さない。
- 長居しすぎない: 1つの棚を何十分も占領しない。
【第5章】利益を最大化する「付加価値」のつけ方
仕入れた商品を「そのまま」売っていませんか?
中古せどりの利益は「手間」から生まれます。
少し手を加えるだけで、コンディションランクが上がり、販売価格が数千円変わることもあります。
1. 検品マニュアル(トラブル回避)
「動くかどうか」の確認は必須です。
- 通電確認: 電源が入るか。
- 動作確認: 実際にボタンが反応するか、CDを読み込むか。
- 付属品の確認: 説明書にある付属品が揃っているかチェック。「〇〇欠品」と正直に書くことで、購入後のクレームを防げます。
2. クリーニング術(魔法の道具)
汚れた商品をピカピカにして、高値で売るための「三種の神器」を用意しましょう。
- シールはがし液(またはライターオイル):
値札シールを爪で無理やり剥がすと、跡が残って商品価値を下げます。液体を染み込ませて、スルッと綺麗に剥がしましょう。100均のもので十分です。 - 無水エタノール:
手垢や油汚れを拭き取るのに最適。水拭きと違い、機械の内部に入っても錆びにくいので、家電の掃除に必須です。 - メラミンスポンジ(激落ちくん等):
リモコンのボタン周りや、プラスチックの黒ずみを軽くこするだけで驚くほど白くなります。※印字が消えないように注意!
3. 写真撮影のコツ(1枚目が9割)
ネット販売では、お客様は商品を触れません。
「写真」が全てです。
特に検索結果に表示される「1枚目の写真」に命をかけましょう。
- 背景は白か単色で: 生活感(畳や散らかった部屋)が写り込むのはNG。100均の模造紙や撮影ボックスを使うだけで「業者っぽさ(安心感)」が出ます。
- 光を当てる: 暗い写真は「汚い」と思われます。自然光か、明るい部屋で撮影しましょう。
- 欠点は隠さない: 傷や汚れがある箇所は、あえてアップで撮影し掲載します。「傷があります」と隠さず見せる誠実さが、逆に信頼を生み購入に繋がります。
4. 商品説明文のテンプレート
一から書く必要はありません。
以下の構成でテンプレートを作っておきましょう。
【タイトル】
商品名(型番)+【美品/動作確認済】等のアピール
【挨拶】
ご覧いただきありがとうございます。
【商品状態】
〇〇の動作確認済みです。大きな傷はなく綺麗な状態です(詳細は写真をご確認ください)。
【付属品】
本体、電源ケーブル、リモコン(写真に写っているものが全てです)。
【発送】
プチプチで丁寧に梱包し、24時間以内に発送します。
【注意点】
あくまで中古品ですので、ご理解の上ご購入ください。
【第6章】販売・梱包・発送の鉄則
商品を売る時、適当な値段をつけて適当に送ると、利益が減るだけでなくクレームの原因になります。
「高く売って、安く送る」技術を身につけましょう。
1. 「適正価格」の決め方(プライシング)
初心者は「早く売りたい」という焦りから、最安値よりもさらに安く出品しがちですが、それは利益を捨てる行為です。
- FBAなら「最安値」より高くても売れる:
Amazonのお客様は「早く届く(Primeマーク)」や「Amazonが発送する安心感」にお金を払います。自己発送の最安値出品者より数百円高くても、FBAならカート(購入ボタン)を取れます。 - コンディションで差別化する:
「可(傷あり)」の最安値が3,000円でも、あなたの商品の状態が良ければ「非常に良い」で4,500円で出品しても売れます。リサーチ時にKeepaで「中古の売れている価格帯」を確認しましょう。 - 価格改定の重要性:
出品して終わりではありません。ライバルの動きを見て、価格を下げたり、逆にあえて上げたりする微調整が売れ行きを左右します。
2. 発送方法の最適解(送料を制する)
送料は、私たちがコントロールできる最大の経費です。
1円でも安く送る知識を持ちましょう。
【自己発送・メルカリの場合】
薄くて軽いもの(本・CD・ゲームソフト):
- クリックポスト(185円): 追跡あり、ポスト投函可。最強の安さです。
- ネコポス/ゆうパケット(メルカリ便): 匿名配送が可能で安心。
厚みがあるもの(小型家電・カメラなど):
- レターパックプラス(520円→600円に変更あり注意): 専用封筒に入れば厚さ制限なし。対面受け取りで速達並みの速さ。
- 宅急便コンパクト(ヤマト): 専用BOXが必要ですが、普通の宅急便より安く送れます。
大きいもの:
- らくらく/ゆうゆうメルカリ便: 全国一律料金でお得。
【Amazon FBAへの納品】
FBAを利用する場合、自宅からAmazon倉庫へ商品をまとめて送ります。
- コツ: 1個ずつ送ると送料で赤字になります。段ボール1箱に商品をパンパンに詰めて(10個〜20個など)、1回でまとめて送るのが鉄則です。
- パートナーキャリア: Amazonと提携した配送サービスを使うと、割引料金で納品できる場合があります。
3. 梱包テクニック(高評価をもらうコツ)
「届いた瞬間」の印象が評価を決めます。
- 防水対策: 本や機械は、必ずOPP袋(透明なビニール袋)に入れてから封筒や箱に入れます。雨濡れクレームは致命的です。
- 緩衝材(プチプチ): 家電や割れ物は、プチプチで二重・三重に巻きましょう。段ボール内の隙間には新聞紙を詰めて、中で商品が動かないようにします。
- FBA納品の注意点: Amazon倉庫での受領作業がスムーズに進むよう、バーコード(商品ラベル)が隠れないように貼り付けます。
【第7章】トラブル対応と管理・税金
ビジネスにトラブルは付き物です。
事前に知っておけば、パニックにならずに対応できます。
1. クレーム・返品への対応マニュアル
中古品を扱う以上、「動かない」「汚れている」といった連絡が来ることがあります。
- 基本スタンス: 感情的にならず、淡々と、誠実に対応する。
- 「動かない」と言われたら:
まずは謝罪し、「着払い」で返送してもらいます。手元に戻ってきた商品を検品し、本当に不良品なら全額返金。もし動くなら(使い方の間違いなど)、送料を差し引いて返金などの相談をします。 - FBAの返品:
Amazonが自動で返金対応をしてくれます。楽ですが、商品は「販売不可在庫」として倉庫に残るので、定期的に自宅へ返送依頼をかけ、状態を確認して再出品するか廃棄するか判断します。
2. 在庫管理と「損切り」
- 在庫管理表: エクセルやスプレッドシートで「仕入れ日」「仕入れ値」「販売予定価格」「実際の販売価格」「利益」を記録しましょう。
- 損切りの勇気:
どんなプロでも失敗仕入れはあります。「赤字にしたくない」といつまでも売れない商品を在庫で持っていると、資金がロックされてしまいます。
「仕入れて3ヶ月売れなかったら、赤字でもいいから1円まで下げて現金化する」といった自分ルールを決めましょう。
3. 確定申告と税金
利益が出たら税金を払う義務があります(副業で年間所得20万円超など)。
- 領収書・レシートは全て保管: 仕入れはもちろん、ガソリン代、梱包資材、発送の送料、リサーチツールの月額費などは「経費」になります。
- 専用口座の活用: 第1章で作ったビジネス用口座を使っていれば、お金の流れが一目瞭然なので、確定申告が非常に楽になります。
【終章】脱初心者へのステップアップ
これで、中古せどりの一連の流れ(準備→リサーチ→仕入れ→販売→管理)は全て網羅しました。
最後に、初心者が「月5万円」を達成し、さらにその先へ進むためのアドバイスを送ります。
1. 最初の1ヶ月は「泥臭く」
最初はリサーチしても何も見つからない日が続くかもしれません。
時給換算したら数十円レベルでしょう。
でも、そこであきらめないでください。
「商品の相場観」は、リサーチした数に比例して身につきます。
ある日突然、「あ、これ相場より安いかも」と違和感に気づけるようになります。
そこからが快進撃の始まりです。
2. 得意ジャンル(武器)を作る
最初はなんでも見ればいいですが、慣れてくれば「自分はカメラが得意」「自分はプリンターに強い」といった得意分野が見つかります。
「このジャンルなら誰にも負けない」という武器を一つ持つだけで、仕入れの効率は劇的に上がります。
3. やめないこと、続けること
せどりは、正しいやり方で続ければ100%結果が出るビジネスです。
在庫が売れて、スマホに「商品が売れました!」という通知が来る瞬間の喜び。
これをぜひ味わってください。
このマニュアルが、あなたの新しい収入の柱を作る第一歩になることを願っています。
さあ、まずはスマホを持って、家にある不用品を一つ出品することから始めましょう!
【巻末付録】初心者の不安を解消! よくある質問 Q&A
マニュアルを読んでも、実際に始めるとなると不安なことがあるはずです。
多くの初心者がつまづくポイントをQ&A形式でまとめました。
FAQ
よくあるご質問
【お金・リスク編】
- 数千円〜1万円あれば十分スタートできます。
- 最初は無理に高い家電を買う必要はありません。
ブックオフの「単行本(110円〜220円)」や、リサイクルショップの「小物・雑貨(500円前後)」から始めましょう。
むしろ最初は、失敗しても痛くない少額商品で「仕入れ→販売」のサイクルを経験することが大切です。
- 「損切り」のルールさえ決めれば怖くありません。
- どんなプロでも100発100中ではありません。
大切なのは「トータルで勝つ」ことです。
もし1ヶ月経っても売れなければ、赤字覚悟で値段を下げて現金化しましょう。
Amazonで売れなければメルカリで処分価格で売るなど、出口戦略を持っておけば、在庫が「ただのゴミ」になることはありません。
- 最初は現金でOKです!
- 慣れてきたらクレジットカードを使うと、「ポイントが貯まる」「支払いを先延ばしにしてキャッシュフローを良くする」というメリットがありますが、資金管理に自信がないうちは現金仕入れをおすすめします。
自分の財布の範囲内でやれば、破産することはありません。
【活動・環境編】
- 電車や自転車でも十分可能です。
- 車がない場合は、持ち運びやすい「本」「DVD・ゲーム」「小型家電(電子辞書やカメラなど)」にジャンルを絞りましょう。
逆に、プリンターやオーディオ機器などの「大型商品」は、車がないと厳しいのでリサーチ対象から外せばOKです。
- もちろんです。副業の王道スタイルです。
- 「土日に店舗でまとめて仕入れ → 平日の夜に少しずつ出品・梱包」というサイクルで月5万円以上稼ぐ副業せどらーは沢山います。
Amazon FBAを使えば、平日の発送作業も不要になるので、忙しい会社員こそFBAを活用すべきです。
- 知識は後からついてきます。最初は「ツール」を信じてください。
- 今のせどりは、知識よりも「データ(Keepa)」が重要です。
バーコードを読み取って、グラフが売れていると示していれば、その商品を知らなくても仕入れて大丈夫です。
リサーチを繰り返すうちに、「またこのメーカーだ」「この商品は前も高かった」と、自然と知識(目利き)が身についていきます。
【法律・その他編】
- 住民税の納付方法に気をつけましょう。
- 副業がバレる主な原因は「住民税の通知」が会社に行くことです。
確定申告の際、住民税の徴収方法を「普通徴収(自分で納付)」にチェックを入れることで、会社への通知を防げる場合が多いです(※自治体によるので、詳細は役所に確認してください)。
- 基本的には取れます。
- ただし、賃貸契約書で「営業不可」となっている場合、大家さんや管理会社の承諾書が必要になるケースがあります。
まずは管轄の警察署の防犯係に電話をして、「賃貸マンションでネット販売のみ行う予定だが、どのような書類が必要か」を相談してみるのが一番確実で早いです。
- 「新品」は飽和していますが、「中古」は永久に稼げます。
- 誰でもワンクリックで仕入れられる新品商品は、確かにライバルが増えすぎています。
しかし、中古品は「状態がバラバラ」で「店舗に行かないと見つからない」ため、面倒くさがって参入しない人が多いのです。
この「面倒くさい」という壁がある限り、行動できる人にとってはブルーオーシャンであり続けます。
【ツール・プラットフォームの疑問編】
- 必須ではありません。最初はメルカリやヤフオク!からで十分です。
- 無理にAmazonから始める必要はありません。
まずは固定費のかからないメルカリやヤフオク!を使って、「仕入れて売る」感覚を掴みましょう。
また、Amazonにも月額無料の「小口出品」プランがあります(1商品売れるごとに成約料100円がかかります)。
まずはそこでスタートし、販売数が増えてきたら大口に切り替えるのが賢い方法です。
- 最初はなくても問題ありません。効率が悪いと感じたら導入しましょう。
- いきなり固定費を増やす必要はありません。
最初は無料のツールを活用してください。
例えば、在庫管理や収支計算には「セラーブック」という無料アプリが非常に優秀です。
作業量が増えてきて、「手作業だと時間がもったいない」「もっと正確なデータがないと不安」と感じたタイミングで、有料ツールの導入を検討すればOKです。
- 基本的に問題ありません。将来的に「メルカリShops」も検討しましょう。
- 「自動出品ツールなどでサーバーに負荷をかける」「同じ商品を異常な数出品する」といった極端な業者行為をしない限り、アカウントが削除されることは今のところ稀です。
ただ、規模が大きくなると目をつけられるリスクもゼロではないため、将来的には事業用として公式に認められている「メルカリShops」を使っていくのが安全です(私も現在はShopsで販売しています)。
まずは個人アカウントで、丁寧な取引を心がければ大丈夫です。
さっさの中古せどり 
