転売は違法なのか?
結論から言えば、転売には違法になるケースと違法にならないケースがあります。
例えば、人気の商品をトイザらスで購入してそれをメルカリで販売するようなことは基本的に違法にはなりません。
だからといって、なにを販売してもいいってわけでもないんですよね。
そこで今回の記事では違法になってしまう転売を6つ紹介します。
違法になってしまう転売に注意していれば捕まってしまうことはまずありませんので、ぜひ最後までご覧ください!
①日本で販売が禁止されているもの
麻薬や覚醒剤、違法ポルノ、あと銃とか銃並みの威力があるエアガンも販売してはいけないものになります。
②無許可での販売
お酒とタバコ、あとは薬や医療機器も許可がないと販売できません。
逆に考えれば許可があれば販売できるってことなんですけど、調べた感じかなりめんどくさかったり、そもそも現実的じゃなかったりするので説明は割愛します。
ただ、お酒に関しては不用品としてならメルカリでも販売できます!
継続的に利益を出すと法律に触れてしまいますが、もらったけど飲まないものを数本売る程度でしたら問題ありません!
③古物商許可証無しでの中古品販売
中古品を販売する場合は、古物商許可証というものが必要になります。
ただ、先ほど紹介したお酒やタバコなどと違い特に難しいこともないです。
4枚ほどの書類と、手数料(19000円)を近くの警察署に持っていくだけです。
地域によって書類や書き方なんかが違うので、近くの警察署に電話してみてください!
継続的に中古品で利益を出していくなら絶対に必要になるものなので、真っ先にとっておきましょう!
④フリマで仕入れた商品の転売
メルカリやヤフオクで仕入れた商品を転売することは現在、違法となっています。
簡単に説明すると、中古品を仕入れる際に本人確認が必要なのですが、フリマアプリは匿名取引が基本なので違反になると言われてます。
そもそも、本人確認が必要な理由は盗品が発生した時の流通経路を確認できるようにするためです。
以前までは運営側で個人情報を持ってるから何かあったら問い合わせればいいという解釈でフリマ仕入れはたくさんの人がしていました。
しかし、2021年に警視庁から取引する本人が個人情報を持ってないとダメですよ、という公式の見解が出てしまったんですよね。
フリマ仕入れをしたからといって逮捕されるということはありません。
しかし違法になっているので、クリーンな活動をしていきたい方にはやっぱりおすすめ出来ないというのが現状ですね。
⑤チケットの高額転売
転売目的で購入し、定価よりも高い金額で販売すると、チケット不正転売禁止法になります。
ちなみに、定価よりも安く販売する分には特に問題ありません。
⑥偽物の販売
商標侵害をしたとみなされますので違法行為となります。
シャネルやグッチなど、ブランドの偽物がイメージしやすいですが、他にも違法になるケースがあります。
非公式のアニメのフィギュアなんかも当てはまります。
鬼滅の刃が流行った時に中国から仕入れた非公式のフィギュアを転売したとして捕まった事例もあります。
まとめ
①日本で販売が禁止されているもの
麻薬、覚醒剤、違法ポルノ、銃、銃並みに改造されたエアガン
②無許可での販売
酒やタバコ、薬や医療機器
酒に関しては不用品を販売する分には違反にならない
③古物許可無しでの中古品販売
中古品を扱うなら真っ先にとるべき
まずは近くの警察署に電話してみましょう!
④フリマで仕入れた商品の転売
本人確認ができないので違法
やっても逮捕されるわけじゃないけど、おすすめはできない
⑤チケットの高額転売
定価よりも高い値段で販売するのは違法
定価より安い値段で販売する分には問題なし
⑥偽物の転売
商標権の侵害になるためダメ
例えばハイブランド品やアニメの偽物のフィギュア
いかがだったでしょうか?
当たり前のものから、本当は違法なパターンも色々あったと思います。
しかし、普通にやってる分には違法になることもありません。
むしろ初期費用が少なく、他に比べるとすぐに収益をあげられるので初めて副業をやる人にもおすすめです!
今回の記事で書いたようなことももちろんですが、人に迷惑をかけてしまうようなことをせずクリーンな転売をしていきましょう!